演算子

値や変数に処理を行うための記号を演算子と言います。
演算子には代入演算子、算術演算子があります。

比較演算子:条件分岐を参照してください。

代入演算子:=

変数に値を代入する

算術演算子:+,-,*,/,%

変数の足し算、引き算、掛け算、割り算、剰余を行います。
●演算を行う変数両方とも数字の場合

●変数の一方もしくは両方とも文字列の場合
演算子+のみが使えます。

z="おはよう"+"ございます";
document.write(z);
document.write("おはよう"+"ございます"); document.write("おはようございます");
これらの3種類とも同じ結果になります。

インクリメント演算とデクリメント演算

変数xを1増やしたり、減らしたりする計算を行う場合には、
x=x+1;
x=x-1;
と記述します。これらは++(インクリメント演算),--(デクリメント演算)を使って記述することができますが、次の表のようなルールがあります。
       
x++;xを1増やします。x=3;
x++;
xは4になります。x=3;
y=x++;
xは4になります。yには3が代入されます。
++x;xを1増やします。x=3;
++x;
x=3;
y=++x;
xは4になります。yには4が代入されます。
x- -;xを1減らします。x=3;
x- -;
xは2になります。x=3;
y=x- -;
xは2になります。yには3が代入されます。
- -x;xを1減らします。x=3;
- -x;
x=3;
y=- -x;
xは2になります。yには2が代入されます。
下のプログラムの
y=x++;
を変更して確認してみて下さい。

<html>
  <head>
      <title>演算子</title>
  </head>
<body bgcolor=white>
<script type="text/javascript">
<!--
var x,y;
x=3;
y=0;
document.write(" x, y<br>");
y=x++;
document.write(y+","+x);
document.write("<br>")
//-->
</script>
</body>
</html>