演算子
値や変数に処理を行うための記号を演算子と言います。
演算子には代入演算子、算術演算子があります。
比較演算子:条件分岐を参照してください。
代入演算子:=
変数に値を代入する
- hensu1 = 1; //hensu1に1が代入される。
- hensu2 = "おはよう!"; //hensu2に文字列「おはよう!」が代入されます。
算術演算子:+,-,*,/,%
変数の足し算、引き算、掛け算、割り算、剰余を行います。
●演算を行う変数両方とも数字の場合
- z=x+y; //zにxとyの和が代入される。
- z=x-y; //zにxとyの差が代入される。
- z=x*y; //zにxとyの積が代入される。
- z=x/y; //zにxとyの商が代入される。
- z=x%y; //zにxをyで割ったときの余りが代入される。(例えば、x=7,y=3のときz=1)
●変数の一方もしくは両方とも文字列の場合
演算子+のみが使えます。
- z="abc"+3; //z="abc3"となります。
- z=4+"123"; //z="4123"となります。
- z="おはよう"+"ございます"; //z="おはようございます";となります。
z="おはよう"+"ございます"; document.write(z); |
document.write("おはよう"+"ございます"); | document.write("おはようございます"); |
インクリメント演算とデクリメント演算
変数xを1増やしたり、減らしたりする計算を行う場合には、
x=x+1;
x=x-1;
と記述します。これらは++(インクリメント演算),--(デクリメント演算)を使って記述することができますが、次の表のようなルールがあります。
例 | 例 | ||||
x++; | xを1増やします。 | x=3; x++; | xは4になります。 | x=3; y=x++; |
xは4になります。yには3が代入されます。 |
++x; | xを1増やします。 | x=3; ++x; | x=3; y=++x; |
xは4になります。yには4が代入されます。 | |
x- -; | xを1減らします。 | x=3; x- -; |
xは2になります。 | x=3; y=x- -; |
xは2になります。yには3が代入されます。 |
- -x; | xを1減らします。 | x=3; - -x; |
x=3; y=- -x; | xは2になります。yには2が代入されます。 |
y=x++;
を変更して確認してみて下さい。
<html> <head> <title>演算子</title> </head> <body bgcolor=white> <script type="text/javascript"> <!-- var x,y; x=3; y=0; document.write(" x, y<br>"); y=x++; document.write(y+","+x); document.write("<br>") //--> </script> </body> </html>