条件分岐
条件に従って処理を変更するために、if ~ else ~ を使います。
if文を使うパターンとして次の 3つがあります。
if(条件文){ 処理1; 処理2; } | 条件文が成立した場合に、 処理1と処理2が実行されます。 |
if(条件文){ 処理1; } else{ 処理2; } |
条件文が成立した場合、 処理1が実行され、 成立しなかった場合、 処理2が実行されます。 |
if(条件文1){ 処理1; } else if(条件文2){ 処理2; } else{ 処理3; } |
条件文1が成立した場合、 処理1が実行される。 成立しなかった場合、 条件文2が判定されます。 条件文2が成立すると、処理2が実行されます。 成立しなければ、処理3が実行されます。 |
成立した場合を真、成立しない場合を偽といいます。
条件文の表現
条件文を記述するために、比較演算子を使用します。
- <:より小さい
-
if(X<Y){
window.alert("XはYより小さいです。");
}else{
window.alert("XはYより小さくないです。");
} - >:より大きい
-
if(X>Y){
window.alert("XはYより大きいです。");
}else{
window.alert("XはYより大きくないです。");
} - <=:以下
-
if(X<=Y){
window.alert("XはY以下です。");
}else{
window.alert("XはY以下ではないです。");
} - >=:以上
-
if(X>=Y){
window.alert("XはY以上です。");
}else{
window.alert("XはY以上ではないです。");
} - ==:等しい
-
if(X==Y){
window.alert("XはYと等しいです。");
}else{
window.alert("XはYと等しくないです。");
}
数値と文字列の比較のときは、文字列を数値に変換します。
if( 123 == "123")は真 - !=:等しくない
-
if(X!=Y){
window.alert("XはYと等しくないです。");
}else{
window.alert("XはYと等しいです。");
} - ===:等しい
-
if(X===Y){
window.alert("XはYと等しいです。");
}else{
window.alert("XはYと等しくないです。");
}
この場合は、 数値と文字列の比較は、文字列を数値に変換しません。
if( 123 === "123")は偽 - !==:等しくない
-
if(X!==Y){
window.alert("XはYと等しくないです。");
}else{
window.alert("XはYと等しいです。");
}
条件文を複数使うときは&&(and)または||(or)を使います。
- if(条件文1 && 条件文2)
- 条件文1と条件文2が両方とも成立した場合に真
- if(条件文1 || 条件文2)
- 条件文1と条件文2のどちらかが成立した場合に真
練習:getDay()をつかうと曜日に併せて0~6の数字が得られます。
その数字に併せて自分の誕生日の曜日(日~土)が表示されるようにプログラムしなさい。