繰り返し文
ある条件に達するまで同じ処理を繰り返すプログラムを作成します。
for(初期状態 ; 終了条件 ; 再初期化式){ 処理; }初期状態:最初に変数に値が設定されます。
再初期化式:処理が行われた後に、新たに変数に値を設定します。
終了条件:変数が条件を満たすかを判断し、満たさなければ処理を実行しない。
プログラム例:
プログラム例1: | 説明 | 実行結果 |
---|---|---|
<html> <head><title>サンプル</title></head> <body> <script type="text/JavaScript"> <!-- for(i=0 ; i<10 ; i++){ document.write("同じ文を10行書きます。"); document.write("<br>") } //--> </script> </body> </html> |
処理:ブラウザに "同じ文を10行書きます。" <br> を表示します。 iに0を代入します。 処理を実行します。 上に戻って、 i++を実行し、iが1になります。 そして、 処理を実行します。 iが9になるまで繰り返し、 10になったときに、i<10が成立しないので 処理を実行せずに、終了します 。 |
プログラム例2: | 説明 | 実行結果 |
---|---|---|
<html> <head><title>サンプル</title></head> <body> <script type="text/JavaScript"> <!-- for(i=20 ; i>10 ; i=i-2){ document.write(i); document.write("<br>") } //--> </script> </body> </html> |
処理: iの値と<br>を表示します。 iに20を代入します。 処理を実行します。 上に戻って、 i=i-2を実行し、iが18になります。 そして、 処理を実行します。 iが10になるまで繰り返し、 10になったときに、i>10が成立しないので 処理を実行せずに、終了します 。 |
プログラム例3: | 説明 | 実行結果 |
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<html> <head><title>サンプル</title></head> <script type="text/JavaScript"> <!-- for(i=10;i<18;i=i+2){ |
処理: <span style="font-size:ipt"> 大きさの違う文字 </span><br> を表示します。 iに10を代入します。 処理を実行します。 上に戻って、 i=i+2を実行し、iが12になります。 そして、 処理を実行します。 iが18になるまで繰り返し、 18になったときに、i<18が成立しないので 処理を実行せずに、終了します 。 |
練習
1~100までの数字を表示しなさい。ただし、数字同士はカンマで区切って表示し、
10個ずつを1行に表示すること。
例:
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
11,12,.............,20
21,..................,30
.....................
.....................
91,92,.............,100